IASBの最新動向
開催日 | 2016年02月02日(火) | 時間 | 13時30分~15時30分 |
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対象者 | 企業会計財務担当者、公認会計士、実務補習生 | ||
定員 | 定員になり次第締め切り | ||
パネラー・講師 | 鶯地 隆継 氏(国際会計基準審議会(IASB) 理事) | ||
主催 | 一般財団法人 会計教育研修機構(JFAEL) |
セミナー概要
JFAELセミナー
セミナー詳細
IASBは2015年10月にリース会計基準の最終審議を終了し、早ければ年内に新リース会計基準を公表する予定です。保険会計についても年内を目処に大きな論点の審議を終了し、来年度中の最終基準の公表をめざしています。 このように、ビッグ4(金融商品、収益認識、リース、保険)と呼ばれるプロジェクトがほぼ終了しつつある局面で、IASBは今後の展開を模索しています。
その中心になるのが、会計基準設定の基礎となる考え方を整理した「概念フレームワーク」であり、2015年5月に公開草案を公表し、11月25日コメント期間を終了します。
さらに、IASBは「開示に関する取り組み」を進めており、「重要性に関するプラクティスステートメント」の公開草案を公表しました。コメント期限は2016年2月26日です。IASBはまたIFRS第3号「企業結合」の適用後レビューを行っており、のれん代の償却の是非の議論を集中して行っています。くわえて、IASBはさまざまな新しいプロジェクトのリサーチ活動を開始しています。例えば、主要財務諸表、資本性金融商品、割引率、持分法、排出権取引、料金規制事業、株式報酬、退職給付会計の見直しなどです。 このようなプロジェクトの優先順位を問う「アジェンダコンサルテーション」も行っています。セミナーではこのような一連の動きについて分かり易く解説します。