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「機関設計とコーポレートガバナンス~我が国のあるべき姿を考える~」

開催日 2017年09月25日(月)  時間 15時00分~17時00分
対象者 企業会計財務担当者、公認会計士、実務補習生
パネラー・講師 上村 達男 氏(早稲田大学法学学術院・法学部 教授)
主催 一般財団法人 会計教育研修機構(JFAEL)

セミナー詳細

 ◆総論的議論

  ⇒コーポレート・ガバナンスとは何を巡る議論か、経営目的とは何か、企業価値とは何か、社外取締役の存在

   意義とは何か、会社法理論と株式会社法理論の違いはどこにあるのか、株主とは有限責任「社員」か「株式」 の「保有者」

   か、日本はなぜ会社区分立法を廃棄したのか、経営の対市場責任とは何か



 ◆機関設計の視点とは何か

  ⇒全部決めてくれるドイツ、契約ベースのアメリカ(司法が決める)日本は自由選択?、委員会等

   設置会社(指名委員会等設置会社)は進んだ制度か、本当にアメリカ型か、三つの選択肢の相違はどこにあるのか、監査役

   設置会社に執行役(員)はいない?、取締役会は経営体かモニタリング機関か、任意の指名報酬委員会設計の視点とは何か

   経営に対する外形基準・数値基準による評価の意義とは何か



 ◆今後の展望

   ⇒コーポレート・ガバナンス・コードの評価と会社法改正、公開会社法の実現に向けて



  (1)コーポレート・ガバナンスの意義

  (2)社外取締役の意義

  (3)機関設計の国際比較

  (4)日本における機関設計の視点

  (5)コーポレート・ガバナンス・コードの評価軸

  (6)公開会社法への展望-新たな区分立法への動き