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金融機関がIFRSを早期導入すべき理由

開催日 2013年09月03日(火)  時間 13時30分~15時30分
対象者 会計実務家、公認会計士、公認会計士試験合格者
参加人数 52名
パネラー・講師 山口勝美 (株式会社三菱東京UFJ銀行 元主計室長)
主催 一般財団法人 会計教育研修機構(JFAEL)

セミナー概要

IFRSの導入問題は、政権交代や参院選での自民党の圧勝によるねじれの解消等もあり、TPP問題と同様に本当の国益という観点から、本質的な議論が再開されはじめました。ここにきてエンドースメントプロセスの採用や任意適用要件の緩和等、明らかに潮目が変わりつつあります。IFRSをこれから導入する企業は、これまでの「待ちの姿勢」から導入時期を自ら判断しなければならない「自己責任」を問われる段階に入ってきました。企業としても、導入を先送りすれば、その間にも複数の財務諸表を作成し続けなければならず、長引けば、長引くほどコストが嵩むのは明らかです。グローバルに業務展開する金融機関にとっては、今後、極めて重要なテーマとなります。皆様のご参加をお待ちしております。                         

セミナー詳細

【概要】
1. 複数の財務諸表を作成し続けるコスト
(1) 米国上場の維持コスト
(2) 効率的なIFRS導入体制

2. IFRS導入による財務上のインパクト
(1) ヘッジ会計の違いによるインパクト
(2) 金融商品会計の違いによるインパクト
(3) 貸倒引当金の見積りの違いによるインパクト

3. 会計基準 (IFRS) とレギュレーション (バーゼルⅢ)    
(1) 自己資本比率規制                      
(2) レバレッジ比率規制                       
(3) 流動性比率規制

4. IFRSによるグループ連結経営
(1) 事業セグメントによる資源配分
(2) コスト管理と利益の質の改善
(3) 税金コスト・配当コスト・内部留保

5. 貸出審査担当者のIFRS会計教育
(1) 業種別審査のポイント
(2) 現在の債務者格付けの改訂
(3) 今後の与信判断業務