概念フレームワークに基づくIFRSの理解
開催日 | 2015年01月19日(月) | 時間 | 13時30分~15時30分 |
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対象者 | 企業会計財務担当者、公認会計士、実務補習生 | ||
参加人数 | 61名 | ||
パネラー・講師 | 竹村 光広 氏(IFRS財団 アジア・オセアニアオフィス ディレクター ) | ||
主催 | 一般財団法人 会計教育研修機構(JFAEL) |
セミナー概要
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セミナー詳細
IFRSは原則主義の会計基準と言われ、細かい規定が設けられてないことが特徴です。そのため、IFRSを適用するに当たって、企業の経営者は、多くの判断と見積もりをしなくてはなりません。概念フレームワークは、企業の経営者が会計上の判断や見積もりを行うための基礎を提供します。
概念フレームワークはIFRSの学習にも有効です。概念フレームワークの本来の役割は、IASBがIFRSを開発する際に用いる枠組みを提供することです。そのため、IFRSの多くの規定が概念フレームワークと整合的に出来ています。個々のIFRSを学習する前に概念フレームワークを習得すれば、概念フレームワークと整合的なIFRSの大部分の規定が自然と理解できるようになります。
また、概念フレームワークと整合的でない一部の規定も、なぜ概念フレームワークと整合的でないのかという観点から考えることで、理解が深まります。
この研修では、IASBの概念フレームワークの概要を解説したうえで、概念フレームワークに基づいて会計上の判断や見積もりを行う思考プロセスを、設例を用いて実践します。