第2回 完成したIFRS第9号「金融商品」の概要と適用のための対応
| 開催日 | 2014年12月18日（木） | 時間 | 13時30分～15時30分 |
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| 対象者 | 企業会計財務担当者、公認会計士、実務補習生 | ||
| 参加人数 | 75名 | ||
| パネラー・講師 | 岩崎 伸哉氏（有限責任監査法人 トーマツ パートナー） | ||
| 主催 | 一般財団法人 会計教育研修機構（JFAEL） | ||
セミナー詳細
国際会計基準審議会（IASB）は、長期にわたる検討を経て、2014年7月にIFRS9号(2014年版)｢金融商品｣を完成させました。これにより、かつて金融危機関連プロジェクトと呼ばれていた公正価値、連結、および金融商品のプロジェクトが終了し、既にIFRSを適用している企業や今後IFRSの初度適用を行う企業とその関係者は、IFRS9号(2014年版)の発効日に向け、基準書の適用に向けた準備を開始していくこととなります。
こうした適用準備を効果的かつ効率的に進めるためには、IFRS9号（2014年版）の深度ある全体的理解が必須となりますが、IFRS9号（2014年版）は文書全体で700ページを超える長大な基準書となっており、その独習は簡単ではないです。さらに、IFRS9号（201４年版）には、会計ビッグバン時に本邦の金融商品会計基準が基礎とした当時の国際会計基準や米国会計基準とは相当異なる考え方や処理も導入されており、現行実務の延長線で消化することが難しい課題も存在します。
こうしたIFRS9号（2014年版）の特徴を踏まえ、本セミナーでは、IFRS9号（2014年版）の全体像と特徴的な考え方・処理を分野毎に説明し、併せて基準書適用のための対応について視点を示すことを試みます。
