会計学研究の展開と会計・金融実務への応用可能性
開催日 | 2019年03月04日(月) | 時間 | 15時00分~17時00分 |
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対象者 | |||
パネラー・講師 | 首藤 昭信氏(東京大学 大学院経済学研究科・経済学部 准教授) | ||
主催 | 一般財団法人 会計教育研修機構 |
セミナー詳細
本報告の目的は,近年の会計学研究の展開を簡単に要約した上で,会計・金融実務への応用可能性を議論することを目的とします。
具体的には,第1に,現在の会計学研究では,①因果推論に関する計量経済学の手法と②機械学習を中心とするAIの手法が導入されていることを説明します。
第2に,本報告ではAIの活用に特に注目し,会計学研究において機械学習が利用されている研究領域(予測モデルの構築とテキスト分析)を紹介します。
第3に,AIを活用している会計・金融実務に注目し,会計学研究の知見がどのように貢献できるのかを議論します。
・会計学研究の分析手法として,因果推論に関する計量経済学の手法と機械学習の手法 が注目されていることを説明
・会計学研究において機械学習が利用されている研究領域として,予測モデルの構築とテキスト分析を紹介
・AIやコンピュータ技術の発展により,会計・金融実務に起こった変化を議論
・上記の会計学の知見が会計・金融実務にどのように貢献できるのかを議論