「監査報告制度の見直しについて」
開催日 | 2018年02月21日(水) | 時間 | 13時30分~15時30分 |
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対象者 | 企業会計財務担当者、公認会計士、実務補習生 | ||
パネラー・講師 | 関口 智和 氏(有限責任 あずさ監査法人 品質管理本部 監査プラクティス部 パートナー) | ||
主催 | 一般財団法人 会計教育研修機構 |
セミナー詳細
本年9月より、企業会計審議会において監査報告書の透明化に関する審議が進められています。
監査報告書には、これまで、監査人からの財務諸表の適正性に関する意見表明が記載されていましたが、企業会計審議会による審議では、これに加えて、監査人が着目した会計監査上のリスクなどを記載すべきか、記載するとした場合にどのような記載が適切かといった点が検討されています。
監査報告書に監査人が着目した会計監査上のリスクなどを記載するというアイデアは、2015年1月に国際監査・保証基準審議会(IAASB)によって公表された国際監査基準で導入されたKey Audit Mattersの記載要求を基礎とするものです。
本セミナーでは、我が国における監査報告制度の見直しを巡る議論の動向、国際的な議論の経緯、諸外国における適用状況等についてご説明します。
(1)監査報告書の透明化に関する我が国における検討状況
(2)監査報告制度の見直しについての経緯
(3)長文型監査報告書の諸外国における適用事例
(4)長文型の監査報告書導入に当たって想定される便益や実務上の課題
(5)その他