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巨大災害リスクとCATボンドリターンの時系列分析-保険市場と資本市場におけるCATボンドの可能性-Time Series Analysis of the Catastrophic Risk and the CAT Bond Returns: The Potentials of CAT Bond in the Reinsurance Market and the Capital Market

開催日 2015年02月10日(火)  時間 19時00分~20時30分
対象者 日本CFA協会会員(正会員、準会員、受験者会員)、CFA受験者、一般
参加人数 49名
パネラー・講師 冨田 有哉氏(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)
主催 一般社団法人日本CFA協会

セミナー詳細

地震大国である日本の地震リスクファイナンスについては、地震保険を通じた再保険への依存度が高いが、東日本大震災をきっかけにCATボンドについて注目が集まっています。CATボンドは再保険市場の引受けキャパシティのヘッジツールとしての機能と資本市場における投資商品の側面を併せ持っています。
本セミナーではCATボンドが再保険市場と資本市場においてどのような役割を果たしているのかをデータ分析により考察し、CATボンドリターンが巨大災害リスクや資本市場とどのような関連性があるのかを時系列分析の手法を用いて実証研究を行い、その結果について解説します。実証研究の具体的な内容については、Swiss Re社のCATボンドインデックスを用いてCATボンドリターンと伝統的資産(米国株・米国債)のリターンとVIX指数をVARモデル・VECMによって回帰し、グレンジャー因果性・インパルス応答関数・分散分解を用いて一連の変数間における動学的関係についての分析を行うというものです。この実証分析の結果から、資本市場におけるCATボンド投資の有効性について考察します。