第3回 「IFRSの思考を考える(3)-費用収益の対応」
開催日 | 2015年09月17日(木) | 時間 | 13時30分~15時30分 |
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対象者 | 企業会計財務担当者、公認会計士、実務補習生 | ||
パネラー・講師 | 秋葉 賢一 氏(早稲田大学 大学院会計研究科 教授) | ||
主催 | 一般財団法人 会計教育研修機構(JFAEL) |
セミナー詳細
IFRSを任意適用する企業が徐々に増えてきているが、IFRSはどのような考え方に基づいて開発されているのでしょうか。現行のIFRSの解釈も重要です。根底にある思考を検討し、これからのIFRSを見極めることは、IFSRの任意適用や今後の対応を検討する際にも必要でしょう。IASBでは、現在、概念フレームワークの 見直しを行っており、各IFRSの横断的な論点に触れることによって、その思考を考え、今後の方向性や検討課題の把握などに役立てたいと思います。
第3回では、利益計算上、公正価値では測定されないものについては、どのような思考に基づいてIFRSが開発されているか検討します。この際、規範的にも帰納的にも、費用収益の対応が重要視されているのではないかという観点から分析します。