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「企業の経営者と会計監査人との向き合い方」

開催日 2016年08月31日(水)  時間 13時30分~15時30分
対象者
パネラー・講師 山口 勝美 氏(三菱東京UFJ銀行元理事)
主催 一般財団法人会計教育研修機構

セミナー詳細

 企業の経営者は、ヒト・モノ・カネという限られた経営資源の全体最適を考え、様々な経営戦略を実現することにより、企業価値を高めていくことが使命である。
 一方、会計監査人の使命は、公認会計士法第1条に「公認会計士は、監査及び会計の専門家として、独立の立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする」と謳われている。
 こうした企業の経営者と会計監査人の立ち位置の違いから、双方の意見が対立する場面も少なからずあるのも事実である。
 企業は「会計監査人は企業のビジネスの実態がわかっていない」と主張し、会計監査人は「企業は会計基準を正しく理解していない」 とお互いの意見が対立する。
 どちらの主張も、それぞれの立場から考えると、間違っているとは言えないものの、どうしても議論が平行線に陥ることも珍しくない。
 そこには、経営者の「会計軽視の姿勢」、経理部署の「事なかれ主義」、会計監査人の「指導力の欠如」があるのではないか。そうしたことが会計不祥事の発端となっているのではないか。
 本セミナーでは、こうした3つの課題を具体的な5つの事例を使い会計不祥事の発生を防ぐ対策を解説する。皆様のご来場をお待ちしています。