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「経営」と「現場」をつなぐ“会計力向上”ディスカッション・トレーニング講座(全5回) 第4回

開催日 2019年03月08日(金)  時間 15時00分~17時00分
対象者
パネラー・講師 若松 弘之氏(公認会計士若松弘之事務所 代表 公認会計士)、布施 伸章氏(合同会社 会計・監査リサーチセンター 代表社員 公認会計士)
主催 一般財団法人 会計教育研修機構 

セミナー詳細

 激変する経営環境の中で持続的に企業価値を高めていくためには、過去から現在までの経営状況の成果を客観的に捉えつつ、将来に対する処方箋を経営層に提案する「会計力」が、従来にもまして重要になってきています。 一方、決算業務の早期化に加えて、複雑化する会計制度への対応も余儀なくされる経理・財務部門においては、立ち止まって考える余裕もないまま、目の前の業務をこなす日々が続いているのではないでしょうか。 本来、経理・財務部門は、「会計」という共通言語を駆使して、「経営」と「現場」をつなぐ役割を果たす存在であり、当然、そこには現場を通じて、多種多様な情報が集まります。それらを財務会計や管理会計というツールを用いて、事業を推進する「道しるべ」に換えたり、現場での課題を解決するヒントを提案したりすることができる唯一の存在ともいえます。 持続的に企業価値を高めていくためには、時には毅然として「現場」を説得し、「経営」に進言する姿勢と高いコミュニケーション能力を備えた「会計人材」が求められます。さらに、このような「会計人材」を計画的に継続して育成していくことも重要なポイントと考えられます。

本講座のねらいと研修効果
 
[本講座のねらい] 
 本講座は、毎回、多くの企業が現場で遭遇する課題と会計上の論点がリンクしたテーマを題材に取り上げ、4名~5名を1グループとして、多様な受講者同士でのディスカッション方式を採用したアウトプット型のものです。
 必ずしも答えが画一的でないテーマについて、自分の経験や知識を踏まえ、他者の意見も聞きながら、グループで一定の成果を導き出すプロセスを大事にしていきます。
 そのうえで、各グループによるディスカッション成果を発表し、参加者全体での共有も図り、実務対応力を養います。
 また、参加者間での人的ネットワークづくりにも役立てられるよう、講師も交えた懇親の機会も設ける予定です。

[研修効果]

 ・会計が経営変革ツールであることを理解し、将来の経営を担う会計人材への足がかりとなります。
 ・個々の会計基準を貫く横断的な考え方を身に付け、日常業務に活用いただけます。
 ・事業や現場の課題を可視化したうえで、解決策を提案できるコミュニケーション能力を身に付けられます。

 第1期・第2期参加者の声
 
・様々な年代、様々な業種の方や監査人とディスカッションを行うことで、新しい気づき、視点、考え方が生まれ、思考の幅が広がった。
・講師の解説、ファシリテートがよく、緊張せずに参加することができた。
・職場とは違った環境で発表することは緊張したが、プレゼンをすることに自信がついた。
・実務で抱える課題について、メンバーの意見からヒントを得られることがあった。
・毎回、グループ毎にディスカッションの内容を発表することで、他のグループとも情報を共有できるので非常に勉強になった。
・経理担当者として、数字を組み立てるだけでなく、正しく分析し、それを伝えることが重要だと感じた。
・懇談会でも新たな交流が生まれた。
・前半と後半でチーム変更が行われるため、色々な方と意見交換を行うことができた。