「技術のコモディティ環境下における日本企業の知的財産戦略」
開催日 | 2018年03月14日(水) | 時間 | 15時00分~17時00分 |
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対象者 | |||
パネラー・講師 | 鮫島 正洋 氏(弁護士、弁理士) | ||
主催 | 一般財団法人 会計教育研修機構 |
セミナー詳細
知財と事業戦略との因果関係に関するセオリを紹介する。70年代、80年代、技術力で世界のトップに立った日本企業が技術のコモディティ化により苦戦している。これにつれ、技術開発で先端を走り、その特許を量産化していくという日本企業の知財戦略モデルもその変更を余儀なくされている。
本講においては、技術のコモディティ環境下において、日本企業のあるべき知財戦略論を論じるとともに、今後の競争力回復に向けた指針を提案する。
(1)知財と事業戦略との因果関係関する普遍的なセオリについて論じる。
(2)技術と知財に勝る日本企業がなぜアジア勢に敗退するのかを探る。
(3)技術のコモディティ環境化により変化する知財戦略のあり方を論じる。
(4)政府が力を入れている施策であるオープンイノベーションの現状について論じる。