イベント・セミナー

このイベント・セミナーは終了いたしました。

  • 募集締切
  • 会計

新会社法とコーポレート・ガバナンスの改善-監査等委員会設置会社をめぐる問題点を含めて

開催日 2015年03月09日(月)  時間 13時30分~15時30分
対象者 企業会計財務担当者、公認会計士、実務補習生
参加人数 89名
パネラー・講師 弥永 真生 氏(筑波大学大学院 ビジネス科学研究科教授)
主催 一般財団法人 会計教育研修機構(JFAEL)

セミナー概要

トピックセミナー

セミナー詳細

平成26年会社法改正及び平成27年会社法施行規則改正の1つの眼目は、コーポレート・ガバナンスの改善にあり、そのために、有価証券報告書提出会社である大会社に社外取締役を1人以上置くインセンティブを与えるような立法となっている。また、監査等委員会設置会社という新しい機関構成を大会社にも認めることとしている。さらに、利益相反などの問題についても対応が図られている。以上に加えて、内部統制等の体制整備及び運用についても強化が図られている。
 しかし、これらの改正がコーポレート・ガバナンスの改善に寄与するかどうかは、まずは、社外取締役あるいは社外監査役に就任される方々の個人的資質に依存することが多いのではないかと考えられる一方で、社外取締役等が情報にどれだけアクセスできるかがカギを握っていると考えられるし、今後は社内の体制整備と外部専門家の活用がますます重要となると予想される。