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第7回ESG研究会 演題: ESG評価の実際 –Food Companyの事例から

開催日 2013年08月05日(月)  時間 19時00分~20時30分
対象者 日本CFA協会会員(正会員、準会員、Candidate会員)、CFA受験者、一般
参加人数 19名
パネラー・講師 鷹羽 美奈子氏(MSCI ESGリサーチ シニアアナリスト)
主催 一般社団法人 日本CFA協会

セミナー詳細

「責任投資」や「ESG」という言葉や考え方に対する認知度は投資業界で高まりつつあります。UN PRI署名機関の増加や統合報告に対する関心の高まりがそれを表しています。では、実際に企業をESGの観点から評価し、投資プロセス(つまりポートフォリオ)の中に組み込むには一体、投資家は企業の何をみればよいのでしょうか? 環境、社会、ガバナンスと一言で言っても、その中には地球温暖化、資源枯渇、人権、安全、汚職、サプライチェーンの問題・・・など様々な問題があり、インダストリーによっても、注目すべき最もインパクトがあるESG問題は異なります。そして、投資家の視点からは、「ビジネスに最もインパクトのあるESG(マテリアリティ)は何か?」という視点が重要となってきます。
本研究会では、マテリアリティを重視することによって、世界中で幅広い投資家の責任投資に活用されているMSCI ESGリサーチのフラッグシップリサーチであるIVA (Intangible Value Assessment) のESG評価メソドロジーを紹介します。また、IVA評価の実践事例としてFood Industryを取り上げ、インダストリーのESGリスク・機会の捉え方、評価方法、個別企業のESG評価事例を紹介します。
皆様のこれからの責任投資実践において、投資対象インダストリーや個別企業のESG分析の一助となれば幸いです。