アメリカ連邦準備制度(FRS)の金融政策
開催日 | 2014年11月18日(火) | 時間 | 19時00分~20時30分 |
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対象者 | 日本CFA協会会員(正会員、準会員、受験者会員)、CFA受験者、一般 | ||
参加人数 | 43名 | ||
パネラー・講師 | 田中隆之 専修大学経済学部教授 | ||
主催 | 一般社団法人 日本CFA協会 |
セミナー概要
日本CFA協会セミナー
セミナー詳細
主要先進国の中央銀行は、2008年の世界金融危機以降、非伝統的金融政策による超金融緩和を継続してきた。これら中央銀行は、歴史の大きな流れの中で、大量資産購入に追い込まれるという共通の問題を抱えている。FRBは、現在QEの「出口」に向かいつつあるが、これまで資産購入のコストとベネフィットを比較衡量しながら政策を進めてきたことと、終戦直後の同様な状況から抜け出した経験を持つ点が、黒田日銀と大きく異なっている。本講演では、実務でFEDウォッチャーを務めた経験を踏まえ、連邦準備制度が生まれた歴史的背景や、過去数十年の金融政策をレビューしつつ、大量資産購入の「出口」を展望する。