「コーポレートガバナンス-形式ではなくそれを機能させるには」
開催日 | 2018年02月15日(木) | 時間 | 15時00分~17時00分 |
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パネラー・講師 | 松田 千恵子 氏(首都大学東京 大学院 社会科学研究科 経営学専攻 教授) | ||
主催 | 一般財団法人 会計教育研修機構 |
セミナー詳細
2015年3月にコーポレートガバナンス・コードが公表されて以降、今年度末には早くも3年が経とうとしている。この間、企業においても資本市場の側も様々な変化に直面してきた。経営の大きな方向性を変える流れも加速する一方で、実効性を伴わない論議に終始していることも多い。
企業における取組の違いも鮮明となってきている。先進的と思われていた企業が不祥事に沈む姿も少なくない。資本市場におけるESGへの注目も高まっている。 こうした実情を踏まえ、単なる形式ではなく実効性あるコーポレートガバナンスについて、改めて考えてみる機会としたい。また、コーポレートガバナンス・コードには取り上げられていないが、今後の企業経営を考える上で重要な論点であるグループ・ガバナンスについても考察を加えたい。
(1)コーポレートガバナンスと経営財務-定着後の新たな流れ
(2)改めて企業経営と資本市場との関係を考える
(3)良い企業統治は的確な情報開示から
(4)実効性を高めるために何を考えるべきか
(5)間違いだらけの統合報告書作成と対応策
(6)重要課題はグループ経営と子会社ガバナンス