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CFA協会リサーチ・チャレンジ2014- 2015国内決勝大会

開催日 2014年12月05日(金)  時間 17時00分~22時00分
対象者 リサーチ・チャレンジ参加14チーム、審査員、メンター、グレーダー、運営ボランティア
参加人数 120名
パネラー・講師
主催 一般社団法人日本CFA協会

セミナー詳細

一般社団法人日本CFA協会(会長:瀬尾周一、CFA、以下、日本CFA協会)では去る12月5日(金)、グローバルな投資専門家団体CFA協会(本部:米国ヴァージニア州シャーロッツビル、http://www.cfainstitute.org)が主催するCFA協会リサーチ・チャレンジ(CFA Institute Research Challenge)2014- 2015(以下、CFA協会リサーチ・チャレンジ)の国内決勝大会を開催し、筑波大学大学院チーム(指導教官:大野忠士教授、メンター:鈴木直樹)が優勝しました。筑波大学大学院チームは3月11日、12日にフィリピン、マニラで開催されるアジア太平洋地区大会に進出、世界大会をめざしてアジアの強豪大学チームと戦います。アジア太平洋地区大会は優勝校が過去8回の世界大会のうち5回世界大会を制している激戦地区.です。

アジアの強豪大学をターゲットに
最終審査に残った4チームは事前に提出した企業分析レポートの得点に、最終審査でのプレゼン力の得点との合計点で優勝を競いました。優勝した筑波大学大学院チームは企業分析レポートでの高い得点に加え、アジアの強豪大学チームとの決勝を意識し「外国人投資家にも日本の中古車ビジネスの特徴がわかるような資料作成」(ウッタム・サンディープ 筑波大学大学院チームリーダー)と想定Q&Aの演習を重ねたことが功を奏し、他の3チームを僅差で引き離し優勝しました。また対象企業となった株式会社ガリバーインターナショナルの代表取締役社長、羽鳥由宇介氏より、惜しくも優勝を逃した東京大学チームに「ガリバーインターナショナル賞」が授与されました。
決勝の審査にあたった3名の金融専門家からは「一流の投資専門家になるために、常に他と違う視点を持つこと」(出川昌人 ブラックロック・ジャパン株式会社 代表取締役社長)、「プレゼン内容を多岐にせず絞り込んでわかりやすく」(前田正吾 シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 取締役 日本株運用統括)、「この経験をさらに積んで次のステージに」(三瓶裕喜 フィデリティ投信株式会社 ディレクター オブ リサーチ)など、今後金融業界や実社会で活躍が期待される参加チームのメンバーにアドバイスとエールを送っていました。
本大会は企業分析レポート提出から、プレゼンと質疑応答まですべて英語により行われ、学生たちは実践的な金融ビジネススタンダードに準じて熱戦を繰り広げました。本大会には首都圏から九州まで過去最多の12大学14チームが参加し、アジア太平洋地区大会への出場権を競いました。本大会は一流の金融専門家による指導と、分析対象企業、指導教官含め、すべてボランティアにより運営され、「金融の将来」を担う人材育成と学生達の実践教育の場を提供しています。

決勝プレゼンに残った上位4チーム(50音順)
首都大学東京(指導教官:浅野 敬志)、筑波大学大学院(指導教官:大野 忠士)、東京大学(指導教官:新井 富雄)、横浜国立大学(指導教官:大雄 智)

CFA協会リサーチ・チャレンジ国内大会概要
 分析対象企業:株式会社ガリバーインターナショナル(本社:東京都千代田区、代表取締役会長:羽鳥兼市)
 参加チーム(50音順、カッコ内は出場回数)
青山学院大学(6)、慶應義塾大学(7)、首都大学東京(6)、上智大学(6)、中央大学(7)、筑波大学(5)、東京大学(初)、東京工業大学(6)、名古屋市立大学(2)、一橋大学(7)、横浜国立大学(2)、立命館アジア太平洋大学(2)
 今後のスケジュール
<アジア太平洋地区大会>   2015年3月11日、12日 マニラ(フィリピン)
<世界大会>         2015年4月17日 アトランタ(アメリカ)

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