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IFRS適用プロジェクトにおける情報システムに関する留意事項

開催日 2015年06月10日(水)  時間 13時30分~15時30分
対象者 企業会計財務担当者、公認会計士、実務補習生
パネラー・講師 増山 俊和 氏(公認会計士)
主催 一般財団法人 会計教育研修機構(JFAEL)

セミナー概要

JFAELセミナー

セミナー詳細

IFRSを適用する日本企業が着実に増えてきています。これまでIFRSを適用してきた企業はいわゆる日本を代表する大企業やすでに国際的に活躍している企業が主でしたが、市場におけるIFRS適用企業のシェアが高まることで今後より多くの企業へ適用が広がる可能性があります。
企業は、IFRSを適用するにあたり日本基準とIFRSの差異について検討しますが、同時に会計システムをはじめとした業務システムについても検討を加える事が必要となります。また、単純に会計基準の差異を解消するだけでなく、IFRSをグローバルに統一された経営情報基盤として考えている企業にとっては、経営管理システムへの影響も考慮する必要があります。
 一方で、適用を検討している企業の多くは、適用にかかるコストを大きな問題の一つとして認識しており、特に情報システムへの過大な投資負担への懸念があると思われます。
すでにIFRSを適用している企業の中には、大規模の投資をしている企業もあれば、既存のシステムとスプレッドシート等の利用により比較的小規模の投資で賄っている企業もあります。現在の情報システムの状況やIFRS適用の目的によって変わりますが、必ずしも現在のシステムを置き換えるいわゆるビックバンのような対応が必要なわけではありません。
 本セミナーでは、IFRSを適用する際のプロジェクトの流れに沿って、その中で情報システムについてどういった事に留意していく必要があるかを解説していきます。
自社のIFRS適用の目的を十分に理解し、その目的にそった形で効果的かつ効率的なシステム対応を行うことで、IFRS適用のより円滑な実施に役立てていただければ幸いです。