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第2回 「コーポレートガバナンスと内部統制の連携強化」(全2回)

開催日 2014年08月28日(木)  時間 13時30分~15時30分
対象者 企業会計財務担当者、公認会計士、実務補習生
参加人数 42名
パネラー・講師 森本 親治 氏(新日本有限責任監査法人 エグゼクティブ・ディレクター 公認会計士)
主催 一般財団法人 会計教育研修機構

セミナー概要

トピックセミナー

セミナー詳細

 会社法改正や政府の成長戦略、海外機関投資家の直接要求等により、コーポレートガバナンス強化の機運が最近富みに高まり社外取締役を採用する一部上場会社が全体の74%に達したと報じられています。
 しかしながら、コーポレートガバナンスを真に確立するためには、その前提として、企業集団の経営統治が内部統制によって強化され、透明性が高まっていることが必要です。そうでなければ、社外役員がいくら増えようとも、経営者を監督
するための情報が限定的にしか収集できず、監査役会や内部監査部門、外部監査人との連携が機能しないことになります。
 本セミナーはこのような課題認識の下で、2回に分けてコーポレートガバナンスを確立するために、内部統制をどのように強化させるかを改訂COSOの適用事例を参考に実務に即して解説します。COSOは20年ぶりに昨年改訂されましたが、海外事業の拡大やM&Aの日常化、規制の強化、外部ステークホルダーの要求増大という環境変化に即したもので、経営者が構築した内部統制を取締役会と監査役会ないし監査委員会が独立的に評価することを求めており、日本企業が直面している課題解決にも非常に有用です。第2回目は、会社法改正案も含めて、コーポレートガバナンスの各形態の違いを説明するとともに、各形態の中で、取締役会、社外取締役、監査役ないし監査委員、内部監査部門、外部監査人がどのように連係して、経営統治と統制の
強化を図り、法的責任を履行するかを解説します。ビジネスの成功・失敗の裏には管理会計の優劣がある―少々大袈裟かもしれませんが、これは1つの真実ではないかと思います。なぜならば、管理会計とはマネジメントのための会計であり、マネジメントの仕組みそのものと言ってもいいものだからです。そう考えると、管理会計は会計だけで語ることはできません。