IFRS4 保険契約~再公開草案の概要と再審議について~
開催日 | 2014年11月13日(木) | 時間 | 13時30分~15時30分 |
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対象者 | 企業会計財務担当者、公認会計士、実務補習生 | ||
参加人数 | 22名 | ||
パネラー・講師 | 川端 稔氏(あらた監査法人 パートナー) | ||
主催 | 一般財団法人 会計教育研修機構(JFAEL) |
セミナー詳細
2013年6月20日、IASBは再公開草案「保険契約」をパブリック・コメント募集のため公表しました。 本再公開草案は、2010年に公表された公開草案のモデル(保険契約について報告期間ごとに見積りの再測定を行う「現在価値による測定モデル」)を踏襲していますが、その後の意見募集活動をとおして受領したフィードバック(業績報告へのボラティリティの懸念等)に対処した提案となっています。しかし、この変更に伴い、2010年の公開草案に比較して、複雑性は大幅に増しました。
本再公開草案に対するコメントが2013年10月25日を期日として提出され、2014年1月より、IASBにおいて再審議が行われております。当初は、想定したコメント項目以外にも、検討が必要な項目として認識され、検討が行われている状況です。
今回のセミナーにおいては、まず、再公開草案の概要について説明を行います。次に、再審議における検討事項を暫定決定について説明を予定しております。この際、可能な限り、海外の保険会社における主要な懸念事項についても説明をしたいと考えております。
さらに、最後に、ほぼ同時期に米国基準における公開草案の公開が予定されていますので、その後の米国基準における検討状況の概要について説明を行います。