第4回ワンストップセミナー「IFRS導入」 : IFRSと統合結合
開催日 | 2016年03月03日(木) | 時間 | 13時00分~15時00分 |
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対象者 | 企業会計財務担当者、公認会計士、実務補習生 | ||
パネラー・講師 | 手塚 正彦 氏(有限責任監査法人トーマツ 統合報告アドバイザリー室長 パートナー) 塩瀬 恵 氏(有限責任監査法人トーマツ 統合報告アドバイザリー室 シニアマネージャー) | ||
主催 | 一般財団法人 会計教育研修機構 |
セミナー詳細
近年、企業の情報開示手段として、統合報告が世界的に採用されつつあります。企業の価値創造能力を判断するにあたり、企業理念、ビジネスモデル、知的財産、人材等の財務諸表に現れない資産の重要性が高まっているため、財務情報と非財務情報の関係性を明らかにして企業の価値創造能力を示そうとする統合報告の有用性が注目されているのです。
日本においても、統合報告書を作成する企業の数は年々増えており、その数は今後さらに増加すると見込まれています。このような企業報告を巡る世界の潮流の中で、IASB とIIRC は2013 年2 月に統合報告のフレームワークの開発で協力することに合意しました。企業情報開示の世界において、財務報告の基準設定主体であるIASB がどこまでその役割を広げるべきかは、IASB にとって重要な検討課題なのです。
本セミナーでは、すでに統合報告の考えを取り入れている英国企業のアニュアルレポートの現状の紹介も交えながら、統合報告に対する理解を深めるとともに、IFRS と統合報告との接点についても明らかにします。